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私のルーツである秋月黒田家について簡単に紹介させてください。
秋月は、福岡県朝倉市にある地名で、秋月黒田家は、戦国時代に織田信長、豊臣秀吉に仕えた軍師、黒田官兵衛(如水)、その長男黒田長政に繋がる家系です。その長政の三男、黒田長興(ながおき)公を初代とし秋月を治めましたが、私の祖父である第13代長敬(ながあつ)の時代から福岡から東京に居を移し、今に至ります。第13代長敬、第14代長榮(ながひで)はともに、それぞれ大正時代や、昭和の終戦直後の時代にまだ当時としては珍しいアメリカへの海外留学経験があり、日本に対する誇りや人間の多様性を受け入れる重要性を学んだと聞きます。
私自身も、この家に生まれ育ち、父や先祖の生きざまを通じて、社会が急速な変化を遂げる中でも人間の様々な行いから学ぶことができると実感し、歴史や文化を大切に守りながら生きていきたいと思っています。また自分自身の海外での生活体験等を通じて、日本人としての考えをきちんと言葉で説明することで海外の方々とより深い相互理解ができることを経験してきました。何よりも人間としての宝物が少しずつ増え、自分自身に強い自信が持てるようになったと思います。
一方で、今の世の中は何かと自分さえよければそれでよいという考えや、形式的な偏差値(数字)だけに関心が向かいがちであるという印象を受けます。また、インターネット社会で短い文面での交流が主になって、人と人との血の通った会話が少なくなり、言葉の大切さに不安を覚えたりする人も多い世の中です。このような、答えがない、不透明な世の中で自分らしく生きていくためにはどうしたらよいのでしょうか?今こそ過去の歴史から学ぶ謙虚な姿勢や、自分以外の人との対話や交流等を通じてより良い解決策を見出す活動が必要ではないかと考えます。お子さんとより多くの会話をし、笑顔で同じ目線に立ち、包み込み、背中を押してあげる、そうして心を開いて信頼をしてくれるという経験を何度もしてきました。私たちの会社は、英語、コーチング、対話や課外活動等を通じて、そのお手伝いができる存在だと思います。自分らしく生きていく自分となれるよう皆様と一緒に成長の道を歩んでいけることを楽しみにしています。よろしくお願い致します。